生活歴のチェック

出身地や家族構成、家族関係、日常生活の様子、既往症、服薬歴、心理状態などを知ることで、今後のケアの方向や方法、どうサポートしていくかの手立てになります。

「生活歴のチェックポイント」
・出身地、生年月日
・住環境や家族構成
・どのような性格か
・どのような仕事をしてきたか
・どのような趣味をもっていたか
・現在の暮らしの状況
・家族や身内との交流はあるか
・親しい友人はいるか
・地域との交流はあるか
・好きな食べ物や、興味があることはなにか
・嫌いなこと、苦手なことはあるか
・どのような病歴か
・今までにどんな薬を飲んできたか、飲んでいるか
・どのような栄養補助食品を摂取しているか
・暮らしの中の習慣やこだわりはあるか
・家事、入浴、排雪など日常生活の動作に困ってないか
・就寝時間と起床時間
・よく眠れているか、睡眠薬を服用しているか
・心配事や不安なことはないか
・どのような要望があるのか、叶えたいことはあるのか

好きなものや関心事、習慣やこだわりなど、思い入れが強い事柄を把握しておくと、心に添ったケアができ、会話も円滑にできます。
心理面に影響するこだわりは特に注意しましょう。何回も手を洗わなければ気がすまないなど、疾患や精神状態を知る手掛かりになりたす。
暮らしのケアだけではなく、要望ややってみたいことの実現のサポートも介護職の重要な役割です。
困り事がある場合には、本人のこれまでの対処方法も理解しましょう。
心理状態の把握もケアには重要です。

喪失感や不安感を心に抱え込み、老年期神経症やうつ病などにかかる要介護者も少なくないので、介護職はプロとして傾聴と受容を示して、安心できる雰囲気作りを心がけましょう。
アセスメント時に重要な疾患や服薬の見落としがあると、生命の危機につながる可能性があります。医師や看護師、薬剤師との情報共有を行いましょう。
要介護者と家族の意思がずれている場合は、ケアマネージャーに伝え、家族を交えて今後のケアについて話し合いましょう。
生活歴について要介護者も話せず家族もわからない場合は、介護をする中で把握していきましょう。